ニュースリリース

テレビ朝日クリエイトが開発した
AI音声認識字幕システム「JTAC-ACP(ジェイタック・エーシーピー)」
AmiVoice音声認識APIと連携

2022/12/08
ニュースリリース

 株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木 清幸 以下、アドバンスト・メディア)の、音声認識を中心とした音声関連技術を提供する開発者向けボイステックプラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform(アミボイス クラウド プラットフォーム)」にて提供しているAmiVoice 音声認識APIが、株式会社テレビ朝日クリエイト(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙原篤 以下、テレビ朝日クリエイト)が開発したAI音声認識字幕システム「JTAC-ACP」に採用されました。

 

 「JTAC-ACP」は、高度なタイピングスキルが必要とされているテレビ番組の生放送字幕制作を短期間のソフト操作訓練で可能とするAI音声認識字幕システムです。AI音声認識を用いた自動文字起こしの結果に対して校正用端末を使用することで希望する字幕仕様に校正することができます。
 2022年10月よりテレビ朝日での本番運用が開始され、リアルタイム字幕制作の大幅な業務効率化を実現しました。

 

【「JTAC-ACP」音声認識端末】

                                            単独校正から複数校正まで、様々な用途に合わせて使用することができます。

【「JTAC-ACP」校正端末】

                            音声認識端末で自動文字起こしされたテキストを、簡単な操作で校正することができます。

 

 この度「JTAC-ACP」の自動文字起こしで使用するAI音声認識エンジンとして「AmiVoice Cloud Platform」にて提供しているAmiVoice 音声認識APIが採用されました。日本語の自然な話し言葉を高精度かつ高速でテキスト化することで、校正作業の簡素化を実現、タイピング作業にかかる負担を大幅に軽減できます。
 また、AmiVoice 音声認識APIの利用料は従量課金制のため、利用時間の短いお客様も気軽にご利用いただけます。

 

【AmiVoice 音声認識API の特長】
1. 音声認識市場シェアNo.1。自然な話し言葉を高精度でテキスト化
AmiVoice は20年以上のノウハウ・データが蓄積された高精度かつ高速の音声認識エンジンです。発話スピードやイントネーション、アクセントに左右されることなく、自然な話し言葉を高精度でテキスト化します。

2. 低価格で高品質な音声認識を利用可能
録音された時間ではなく発話のあった時間のみの従量課金制。課金単位も1秒単位で切り上げ計算なし。業界最低価格でありながら高品質な音声認識エンジンを利用できます。

3ビジネスユースに適した語彙フィルタリング
業務やビジネス、一般会話で使用することのない不適切な用語を省いた、ビジネスユースに強い言語モデルを用いています。不要語を省いているため、幅広いシーンで安心して使用できます。

4. 業界や用途に合わせて選べるエンジンで高い認識率を実現 様々なシーンで使用できる「汎用エンジン」の他、医療分野など専門用語や業界用語に特化したエンジンを用意しています。利用シーンに合わせてエンジンを選ぶことで認識率が大幅に向上。
辞書登録機能を活用すれば、社内用語や固有名詞も高精度でテキスト化することが可能です。

5. 「えーっと」「あのー」などの言い淀みを自動削除
「えーと」「そのー」「あの」などの言い淀み(フィラー)を自動削除します。また、句読点と疑問符も自動的に付与。より正確で分かりやすい話し言葉の文章作成をサポートします。


■AmiVoice Cloud Platform
https://acp.amivoice.com/main/

 テレビ朝日クリエイトは、テレビ番組の生放送字幕が従来から抱えている人材の確保とその育成に多大な時間と労力がかかるという難題を解決することを目的に、「JTAC-ACP」を開発しました。

 アドバンスト・メディアは、今後も各種API・開発キットを積極的に公開・活用し、幅広いパートナーと共に、オープンイノベーションの推進と新たな利用シーン創出に向けた取り組みを拡大してまいります。

 

■AI音声認識字幕システム「JTAC-ACP」
製品詳細やAI音声認識字幕へのお問い合わせは、以下のメールアドレスへお願い致します。
【お問い合わせ先メールアドレス】j-tac@tv-asahi-create.co.jp
【テレビ朝日クリエイトHP】http://www.tv-asahi-create.co.jp/

 

※出典:ecarlate「音声認識市場動向2022」音声認識ソフトウェア/クラウドサービス市場

 

以上

本件のお問い合わせ

経営推進本部 広報チーム

PF D&O部