ニュースリリース

アドバンスト・メディア、
iPhone向けAmiVoice®音声認識エンジンを開発!

レスポンス・対応語彙数・音声認識精度の向上の実現

2008/09/29
ニュースリリース

  株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:長谷川一行  以下、アドバンスト・メディア)は、iPhone向け AmiVoice®音声認識エンジンとして、分散型音声認識を実現するDSR*)版と携帯電話上での音声認識を実現するスタンドアロン版の2タイプの開発を完了いたしました。

  DSR版は、一般の携帯電話では仕様上の制限により使用が困難であった通信プロトコルTCP/IPを使用し、iPhoneとサーバ間で分散型音声認識を行うことで、レスポンスの向上を実現しました。またスタンドアロン版においては、iPhoneの許容アプリサイズの大きさ、使用可能メモリサイズ、高性能CPUを活かせる開発環境などにより、レスポンス、対応語彙数、認識精度を従来の携帯電話よりも向上させることに成功し、これまで携帯電話スタンドアロンでは実現できなかったソリューションへの対応も可能となりました。

  アドバンスト・メディアは、今後、これらのiPhone向けAmiVoice®音声認識エンジンを活用し、音声によるメール入力サービスや、声を利用したゲーム、英会話学習アプリケーションなどを市場投入していく予定です。また、アプリケーション製作会社に対して、音声認識ライブラリの販売も予定しています。

  アドバンスト・メディアは、iPhone向けAmiVoice®音声認識エンジンのDSR版とスタンドアロン版のアプリケーションやサービスの市場投入を皮切りに、今後も人中心の音声入力インタフェースを必要とする新たな携帯端末や各種デバイスへの対応を積極的に進めてまいります。                                              

以上

                                                                          
          
* DSR:分散型音声認識(Distributed Speech Recognition)
端末機器に音声認識の前処理機能を搭載し、サーバと分担して行う分散型音声認識です。端末機器内で、音声を音声認識処理に必要なデータ「特徴量データ」へ変換し、サーバに送り、音声認識の処理を行います。端末機器から送信される「特徴量データ」は音声データの1/30以下とデータ量が小さく、現在の携帯電話ネットワークでも、パケットの欠落がなく、かつユーザがストレスを感じることのない速度でサーバへ送信するので、小さなデバイスでありながらPC並みの高度で高精度の音声認識を行うことができます。

  
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*DSR版とスタンドアロン版の活用イメージです。実際の画面とは異なります。↓