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建設・不動産

大成建設株式会社様

建物の改修・改築など向けた
一次診断書作成に音声認識を活用
ハンズフリー入力で業務効率が約30%向上
テーマ 建設・不動産
業種 建設・不動産
規模 1001名以上
サービス AmiVoice スーパーインスペクションプラットフォーム(SIP)
効果 ハンズフリー/アイズフリー入力 ,人的ミスの抑制 ,業務効率化

ハンズフリー入力で診断担当者の安全性を担保したい

当社のリニューアル本部では、建物の老朽化に伴うリニューアル、バリューアップ提案などを行っており、建物の現状把握の一環として一次診断報告書を作成しています。
一次診断報告書の作成は、改修箇所を目視で確認しながら紙の図面に手書きで記録、デジカメで撮影を行い、図面データと現場の写真を別々に管理していました。図面データと写真を併せて管理できない運用だったため、時間経過とともに双方の紐づけが曖昧になるという課題がありました。また、紙の図面や筆記具、デジカメなどを持った状態で狭い場所・屋根の上などの高所での調査を行う際は、診断担当者の安全面にも懸念がありました。そこで、図面と写真を紐づけて記録でき、ハンズフリー/アイズフリー入力が可能な音声認識ソリューションの導入を検討しはじめました。

音声認識エンジンとUIを専用カスタマイズし、SIPを活用

当社の技術部門から「AmiVoiceスーパーインスペクションプラットフォーム(SIP)」の評判を聞き、デモンストレーションをお願いしました。その後、住宅展示場でのトライアルを実施したものの、リニューアル事業は専門性の高い用語が多く、検査対象の建物も異なるため、デフォルトの内装仕上げ検査用音声認識エンジンでは十分な認識精度を得られませんでした。そこで、当社の過去の帳票などを提供しリニューアル事業に適した音声認識エンジンをカスタマイズしていただきました。音声認識エンジンはAmiVoiceで、専用ベンダーならではの高いカスタマイズカもあり、精度が非常に向上しました。UI(ユーザーインターフェイス)も当社に合わせてカスタマイズし、十分な認識精度・使いやすさを体感できています。

業務効率30%アップ。移動時間も有効に活用

一次診断の際、現場に赴く作業員全員に音声入力で建築検査をサポートする「AmiVoiceスーパーインスペクションプラットフォーム」をインストールしたタブレット端末と片耳タイプのヘッドセットマイクを貸与しています。アプリ内に表示される図面で次に向かうルートを確認しながら、記録も撮影も音声入力で実施でき、業務効率が30%程度向上したと感じています。図面と撮影した写真を紐づけて記録できるため、該当箇所の誤認や抜け漏れなどの人的ミスも解消されました。
また、オフライン環境下で利用できる点も評価しています。調査時間短縮のため、現状と対応策のキーワードだけを音声入力で記録し、飛行機や新幹線などでの移動中に内容の確認や整理を行うことができ、移動時間を有効に活用できるようになりました。

巡視点検などにも活用の幅を広げたい

2024年4月より建設業界にも適用される「働き方改革関連法」への対応として、さまざまな業務の効率化・省力化が急務となっています。一次診断の現場で十分な効果を体感できたので、今後は巡視点検などにも活用の幅を広げていきたいです。

ご担当者様

 

 

 

(左から)
・リニューアル本部 リニューアル推進部建物診断室
 室長 高野 武彦 様

・リニューアル本部 リニューアル推進部建物診断室
 田村 晋一 様

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