看護部が抱えていた課題
より良い医療サービスの提供を目指すために
ICTサービスの導入による病院DXを推進することで、患者様へより良い医療サービスの提供を目指す！という方針が決まりました。
理事長の声掛けによりデジタル化推進委員会が設置され、毎月の委員会で課題の抽出や多様なサービスに関しての情報共有を行っています。
小規模トライアルを経て導入
現在、働き方改革の中でタスクシフトと言われていますが、医師のタスクシフト先は看護師です。そのため効率化は非常に重要で、記録業務の削減を検討しました。1ヶ月ほど「AmiVoice iNote Lite」をトライアルしたところ、「実施したことをそのままスマホに言うだけなので楽だ」「カルテ入力のためPCを使う時間が減った」などのポジティブな声が多かったため導入を決めました。
場所に制限されずリアルタイムに記録できます
ベッドサイドでの撮影や廊下などの移動途中に音声入力を行い、保存。ナースステーションなどで電子カルテへ転送することで、記録を完了することができます。
今までワークシートにメモしていたようなことも「AmiVoice iNote Lite」に溜めていくことができます。例えば、10時から酸素増量した、輸液などの点滴の流量を変更したなど、患者様の状態変化をリアルタイムに残していくことができ、何時の出来事であったのかなど、メモのし忘れがありません。
当院の医療DXは終わりではありません
新しいことを始める際は、スモールかつ段階的な導入がカギになります。徐々にスマホの台数を増やしているところですが、当院の医療DXは終わりではありません。今後は、院内PHSのスマホ化や内服管理、医療費支払いなどの面においてもDXを検討していきたいです。職員一人ひとりの働き甲斐を向上させ、最終的に患者様へのより良い医療サービスを提供することにつながることを目指しています。
