
他社製品も試しましたが、医療用語に特化したAmiVoiceに決めました
以前、AmiVoiceが世に出てから、割と早めに採用して使っていたことがあります。その後、 他社製品を試した時期もありましたが、AmiVoiceが昔よりバージョンアップしていると噂で聞いたため、クラウド版で試しました。医療用語もすべてスムーズに入力できるので、これなら使えると思い「AmiVoice Ex7」の月額版で改めて導入しました。ちょうどその頃、紙カルテから電子カルテに移行するタイミングでもあり、僕はブラインドタッチができないというのも決め手でした。
AmiVoiceでサマリーを作成すると、はるかに速いです
よく使う場面はサマリー作成です。現在も紙カルテから電子カルテへの移行が完了しておらず、サマリーができたものからどんどん電子カルテに移行しています。紙カルテの内容、例えば前立腺の大きさや既往歴なども全部入っていくので、 入力後に文章を見直して、一部を修正したらそのまま電子カルテに落とし込む。AmiVoiceを使うと、僕のキーボード入力よりもはるかに速いですよ。

生成AIが作った不完全なSOAP記録にAmiVoiceで追記します
電子カルテは生成AIが付いているものを使っていますが、録音した内容をSOAP形式で要約すると面白さのないカルテができあがるんです。患者さんの趣味も入らないし、極端な場合はどこのクリニックに通院していたという情報がカットされることもあります。プロンプトを変えても上手くいかないところがあり、ものすごく綺麗にSOAPができるときと、ろくでもないSOAPができるときがあるんです。そういう場合にAmiVoiceを使って、情報が足りない部分をどんどん入力していきます。
開業医なので、患者さんと喋った内容はなるべくそのまま残したいんです。例えば趣味やどこの温泉に行った、散歩している、映画を見た、なんてことも生成AIのSOAPからは軒並みカットされてしまう。だからAmiVoiceでササッと追記するんです。
転送ミスに気づいたときは、転送履歴を活用しています
音声入力は昔から使っていたこともあって、すぐに慣れた気がします。ただ、入力した内容を転送する際、入力箇所にカーソルを合わせるのを忘れて、しまった!と思うときがあります。カルテ画面をたくさん開いてると、違う箇所をクリックしちゃうんですよね。そんなときには 転送履歴から文章をクリップボードにコピーして、入力箇所にペーストしています。転送ミスをしても、音声を再度吹き込む必要はないです。

AmiVoiceに期待すること
言葉を入力すれば精度は上がっていくと思うのですが、疲れてくると誤認識が増えてしまいます。例えば「検尿」という言葉が「減量」になったり。午前中の外来ではうまく認識されても、午後になると話しつづけて疲れ、誤字が増えるんです。お腹から声が出ていないことも影響しているかもしれません。
あとは、医療現場ではあり得ない言葉が誤って入力されることがあり、その点は改良の余地があると思います。AIが文脈に沿って自動校正してくれると助かりますが、現状は音声入力を重視していますよね。よく使う単語を登録すれば解決しますが、診療が始まるとそこまで手が回らず、AI側で医療用語に特化した認識や校正をしてもらえるとありがたいです。
これからAmiVoiceを使われる方へ
紙カルテから電子カルテへの移行を予定している方には特におすすめです。僕はキーボード入力が上手くないのですが、ブラインドタッチに自信がある先生でも、AmiVoiceの方が入力は速いと聞きます。電子カルテへの移行は国の方針で今後さらに進みますから、キーボード入力が壁になる方もいますが、AmiVoiceを使えば非常にスムーズに移行できると思います。





