ニュースリリース

音声認識を活用したAmiVoice® 議事録作成支援システムが
日本赤十字社に採用されました

リアルタイムで会議発話を自動で文字化。大幅な業務効率化を実現

2017/04/04
ニュースリリース

 株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)のAmiVoice 議事録作成支援システムが、日本赤十字社(本社:東京都港区 社長:近衞忠煇 以下、日本赤十字社)に採用されました。音声認識技術を活用し、リアルタイムで会議発話を文字化することで大幅な業務効率化が可能となります。

【背景】
 昨今、長時間労働に対する問題意識の高まりや働き方改革の施策の一つとして、ITを活用した業務効率の改善に取り組む企業が増えています。議事録は意思決定や方針の記録・情報共有や備忘のため、会議に欠かせないものですが、人手や時間など業務負担が大きく、各企業での恒久的な課題となっています。近年、ディープラーニング技術の実装による認識率の向上や、利用状況に応じた料金プランの拡充などから、音声認識を活用した議事録作成支援システムの企業導入が増加しています。

 日本赤十字社では、医療事業推進本部にて経営会議の録音音声の書き起こしを行っています。正確性を期すため逐語に近い議事録を作成しているため、これまで1時間あたりの会議に6~8時間程度の議事録作成時間がかかっていました。
 昨年より、全国93赤十字病院の経営方針の共有と連携の強化を目的に、全国7ブロックの代表院長、事務部長、看護部長が集まって行う赤十字医療施設経営会議が月例会議となったため、よりスピーディーで効率的な議事録の作成が必要となりました。この度、会議の議事録作成の業務効率化を目的に、日本赤十字社に音声認識を活用したAmiVoice 議事録作成支援システムが採用されました。

【導入効果】
 会議での発言を、リアルタイムにテキスト化できるため、人手による従来の議事録作成と比較して、大幅な時間短縮が可能となります。日本赤十字社では、今回のAmiVoice議事録作成支援システムの導入により、これまでの約半分の時間での議事録作成が可能となりました。自社内にシステムを置いたオンプレミス型のため、セキュリティを担保しながら安全にご使用頂けます。
 録音された音声は、認識結果の文字と紐づいており、誤認識した箇所は本システム内の書き起こし専用の編集ソフトウェアを用いて簡単に校正することができます。キーボード操作のみで音声再生や文字編集が行えるため、作業時間を最小限にとどめる事ができます。
 今後、日本赤十字の専用辞書を導入し、更なる認識率向上の実現に取り組んでまいります。

 「AmiVoice 議事録作成支援システム」は、これまで東京都議会を始めとする日本全国の自治体・各省庁や一般企業など180件以上(2017年3月現在)に導入がされています。今回の採用は、これまでの導入実績および当システムの利便性・コストパフォーマンスをご評価頂いたものです。
アドバンスト・メディアでは、今後も幅広い業種・業態にて、業務効率化に貢献する新しいソリューションや顧客サービスの提供に力を入れてまいります。

以上

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