ニュースリリース

アドバンスト・メディアの音声認識技術がNTTドコモ「らくらくホンⅣ」に搭載

しゃべるだけ!目的地までかんたん検索

2007/08/13
ニュースリリース

  株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:鈴木清幸  以下、アドバンスト・メディア)は、当社の音声認識技術AmiVoice®を、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモが発売する富士通株式会社製FOMA®端末「らくらくホンⅣ」に提供いたします。

  「らくらくホンシリーズ」は「しんせつ」「かんたん」「見やすい」「あんしん」「おまかせ」をコンセプトに多くの方に支持されてきました。今回、アドバンスト・メディアは「らくらくホンⅣ」に当社独自の音声認識技術AmiVoice®を提供し、電話で人と話すような感覚で行きたい場所への経路や所要時間、地図の表示などを簡単に検索出来る機能を実現いたしました。ユーザはキー操作による面倒でかつ直感的には分かりにくい入力作業から解放されます。これにより「かんたん」を更に推し進めることになります。

  「らくらくホンⅣ」に搭載されたAmiVoice®には、当社の分散型音声認識  DSR(Distributed Speech Recognition)技術が活用されています。DSRは携帯電話のようなコンピュータのパワーが小さなデバイスで従来では難しかった高度で高精度の音声認識を提供できる技術です。
  当社はこのAmiVoice®DSRにより、ユーザにとって「かんたん」「便利」「ありがたい」に寄与する音声インタフェースを小さなデバイスにAmiVoice®モバイル・ソリューションの中核の機能として提供し、新たな市場を拓いてまいります。

*1)『分散型音声認識(DSR:Distributed Speech Recognition)とは』
端末機器に音声認識の前処理機能を搭載し、サーバと分担して行う分散型音声認識(DSR)です。端末機器内で、音声を音声認識処理に必要なデータ「特徴量データ」へ変換し、サーバに送り、音声認識の残りの処理を行います。端末機器から送信される「特徴量データ」は音声データの1/30以下とデータ量が小さく、現在の携帯電話ネットワークでも、パケットの欠落がなく、かつユーザがストレスを感じることのない早さでサーバへ送信するので、小さなデバイスでありながらPC並みの高度で高精度の音声認識を行うことができます。

【会社概要】
<株式会社アドバンスト・メディア>
社名 :株式会社アドバンスト・メディア
代表者 :代表取締役社長 鈴木  清幸
本社 :東京都豊島区東池袋3-1-1  サンシャイン60  48階
URL :http://www.advanced-media.co.jp/
設立 :1997年12月
資本金 :35億2,212万円((2007年5月末日現在)
事業内容 :
AmiVoice®を組み込んだ音声認識ソリューションの企画・設計・開発を行う「ソリューションサポート事業」
◆「ソリューションサポート事業」で掘り起こされた市場のニーズに適合するパッケージ商品をライセンスとして提供する「ライセンス事業」
◆当社自身が AmiVoice®を使い、企業内のユーザや一般消費者へサービス提供を行う「サービス事業」

■アドバンスト・メディアについて
  アドバンスト・メディアは、独自の音声認識等の技術AmiVoice®により、“声”で文章入力などができる各種ソリューションを提供してきました。AmiVoice®エンジンは、利用者毎に声の事前学習(エンロールメント)を行うことなく、すぐに音声入力できます(不特定話者対応)。医療・教育およびエンターテインメント・議事録・コールセンタ・ビジネスソリューションの分野で主に利用されております。例えば医療分野においては、導入施設が2,000を超えるまでとなり(2007年3月現在)、医療診断の効率化に貢献し、その導入効果が高く評価されています。

【本件のお問い合わせ】
●アドバンスト・メディア  
  経営戦略部  広報・IR    
TEL. 03-5949-2007
FAX. 03-5958-1032
E-mail.  press@advanced-media.co.jp

【Copyright・商標】
Copyright 2007 Advanced Media,Inc.
AmiVoice®およびロゴマークは、アドバンスト・メディアの登録商標です。
記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。